築後25年超マンションの給排水設備は、経年による管の
劣化(錆・亀裂・結合不良)が発生し、確実に進行しています。
設備にも、健康診断(劣化調査)と治療(改修診断)が必要です。
管理組合の給排水設備劣化問題取組みの、ご相談を承ります。
設備維持改修専門の、コンサルタントです。
漏水事故・つまり・臭い等、給排水設備の劣化障害はありませんか?
事故の原因は、そして劣化状況はどの程度で、事故防止対策は?
改修工事はどのように行い、費用はどれくらいで、専有部工事費はだれが負担するのか?
築後25年を経過した給排水管は、鉄製の管が使用され、経年劣化による錆の発生は避けられないことで、漏水事故等共同生活に重大な被害を及ぼします。
これら問題に取組む組合に、技術知識と組合運営面から、28年1万戸を携わった経験と知識に基づき、施策を提供します。
管理会社・工事業者任せではなく、管理組合による自主的問題取り組みを、組合目線に立ち、サポートします。
ごあいさつ (設備劣化問題の実態と、起業の経緯)
高齢マンションとされる、築30年超の棟数は東京都2万5千・千葉県4千で比率は50%を超え、人口の一割が居住すると推測されます。 これらの絶対数値そして比率は、年数経過とともに確実に増加していきます。 給排水設備の経年劣化による障害が重要な問題となっており、近い将来 深刻な事態が予想されます。
建物のインフラとして重要な設備の漏水等の障害は、共同住宅では影響が他者にも及ぶ事となり、原因究明・賠償責任等、重大な問題を引き起こしかねません。
行政が実施した「分譲マンション管理実態調査」では、発生した不具合の63%が給排水設備に起因し、修繕が必要な設備として80%以上が給排水設備をあげています。
しかし大規模修繕の実施率は極めて低く、原因として劣化状況が確認できない事、管理組合の問題としての意識共有、専門知識がない事があげられています。
私は 28年あまり、管理会社・リフォーム会社・給排水管更生工事の工法元・コンサルタント会社等多面的立場で、この問題に取組む管理組合の実態を体験しました。
この中で、給排水設備が引起す様々な事態に直面し、管理組合が抱える多様な課題と支援策の必要性、そして適切に対応できる専門機関がない事を痛感しました。
これらの経験を生かし、「所有者そして管理組合の立場に立ち、技術面と管理組合運営面で支援できる、コンサルタント機関になる」との目標を掲げ起業しました。
皆様のパートナーとして、お気軽にご相談賜りますよう、
お待ちしております。 代表取締役 辻 幸一
具体的に お手伝いできることがらは...
1.技術に関すること
① 給排水設備の構造(システム・管材等)と、維持改修管理台帳の作成
② 劣化状況の調査と、改修時期・改修工法の診断
③ 改修工事設計による、工事仕様と概算工事費策定
④ 最適な施工業者紹介と、競争入札支援
⑤ 修繕工事の施工監理
2.管理組合運営に関すること
① 管理組合が劣化問題解決に取組む、手順と課題の説明
② 技術面と組合運営面から情報を提供し、理事会・専門委員会を支援
③ 組合員による劣化問題認識共有のサポート
インフラ設備としての重要性 専有部工事の取扱 アンケート実施
④ 長期修繕計画書の見直しと、修繕積立金の適正判断